マクタン島、フィリピンの携帯と海底光ケーブル
フィリピン 2012年8月23日(木曜日)
LTEサービスの提供開始
フィリピンは回線が不安定で遅いことが致命的で
ローデング状態、断線なんてのはザラです、もう慣れましたが(苦笑
インターネット回線はサーバー側の不良や無線中継基地の不良など
色んな問題が起きても客に対して他人事の様に応対をされます
回線利用費が高くスピードは遅いで割高です!!
フィリピンは7000以上の島からなる島国。
離島間インターネットをつなぐには海底ケーブルを通すのが普通?
日本では離島と本土は海底ケーブルや無線(マイクロ波)伝送装置などで結ばれているが
海底ケーブルの敷設は、陸上での通信ケーブル敷設に較べて莫大な費用がかかる
日常の点検から故障修理にいたる保守コストも高い、したがってフィリピンでは無理!
中・長距離の海上電波伝搬における無線アクセスシステムの構築においては
潮位変動や降雨量・気温といった気象条件に影響を受けるが
安上がりなのでフィリピンではこの方法を採用している
海上での無線伝搬は海面反射によるフェージング現象などにより、長距離伝搬が困難であったが
現在離島間で電波を使いピンポイントで飛ばせる特殊なアンテナを使っている
しかし遠く40km離れた島に電波を飛ばすのは技術的にとても難しく、角度が1度ずれただけで、受信アンテナへ600mほどずれてしまう
セブでは小島にアンテナタワーを設置せず大きな島からアンテナ角度を付け
送受信している所が多い
cebu南に行くとアンテナタワーに航路台灯が共用されている所もある
私が10年以上前マニラで台風の直撃を受け空港内待機した時は
鉄塔に設置された携帯用アンテナはすべて変形して
通信不能になった経験があります
従来100~200mの電波塔では想定する最大瞬間風速は75m/秒であったが
2013年のレイテ島の中心都市タクロバンを全滅させた最強台風30号
(フィリピン名=ヨランダ、私はこの時、最北セブのダアン バンタヤン町に
滞在中でした)
風速100m秒、の強烈な強風にも関わらず垂直鉄塔中継、携帯アンテナは
変形することなく無事でした、、が、電源が切れた為長期に渡り運用中止!
NTT Com、日米フィリピン間に新たな海底ケーブルを建設へ
NO BUDGET 2017年11月(ZDNet Japan newsより)
JUPITERは、日本や米国、フィリピンを結ぶ総延長約1万4000kmの
大容量光海底ケーブル。日本では「志摩陸揚局」(三重県)と
「丸山陸揚局」(千葉県)、
フィリピンではルソン島「サン ビンセントのダエト陸揚局」へ接続、
米国ではカリフォルニア州ロサンゼルスに陸揚げする。
NTT Comが保有する既存の国際海底ケーブルと組み合わせることで、
アジア主要都市とアメリカを結ぶ3ルートの構成が可能となった
(NTT COM広報 HPより)
(NTT COM広報 HPより)
韓国企業、日本とフィリピン結ぶ海底ケーブル設置事業受注
2019年03月12日07時21分
[ 中央日報日本語版]
KTサブマリンは11日、米海底ネットワーク建設とメンテナンス専門企業のサブコムが
発注したジュピタープロジェクトで90億ウォン(約8億8171万円)規模の海底ケーブル
設置工事を受注したと明らかにした。
ジュピタープロジェクトは米カリフォルニア州と日本、フィリピンを結ぶ海底ネットワーク構築事業だ。
このプロジェクトで構築される海底ケーブルは全長1万4600キロメートルだ。
KTサブマリンはジュピタープロジェクトでフィリピンと日本をつなぐ約5600キロメートルの
海底ケーブル設置を担当する。
本格的な海底ケーブル設置作業は今年7-9月期から始まり
10-12月期まで進められる予定だ。
(写真ーNTTcomの写真は複写、転写禁止です)
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