セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
会費もありません、幹事も居ません、会の決まり事も有りません
色々な困り事相談、生活情報などを提供しますが、「礼節の無い方は出席をお断りします!」

0916-704-3944(G)
lapulapu-尾田

渡航禁止地域で義理兄の死2  ミンダナオ島

ミンダナオ キダパワンから妻、親が帰宅した
何時も変わらず山の生活はその日暮らしに近く厳しいと言う

近隣縁者、友人、知人、道行く人までがチップ?BOXに少額ではあるが
入れていく そして村全員かな?と思う位の参列者


日本人なら「どうせタダ飯を食いに来ているんだろ?」なんて事を
考えますが、都会とは違います!
生活に余裕のない地域ではそのような事はありません
厳しい環境で有るからこそ助け合い、協力して生活しています
振る舞われるのは少量の物(形式だけ)だけです(妻の話)


私が昨年お邪魔した時は、沢山のスパゲテイーを作り
どこまで届けるの?と言うくらい遠くまでおすそ分けをしていた
常日頃のお返しなのかな?


(テント内に入れず外で待つ多くの近隣者)
お別れの儀式が始まり、家族から遠縁の参列者まで延々と
続き


(大型テントその他はバランガイ(町)の役所が無料で設置し
 葬式が行われる)


棺に眠る義理兄、立派ですが棺はレンタルです
永遠に眠る時くらい贅沢をして頂きましょうネ


町長の挨拶、その後


兄方の家族と神父さんの祈りが始まります(町から30分かかる)
ミンダナオの奥深い丘に住む義理兄家族、
農業労働者、同じくお金はありません
そして縦横の繋がりが深い地域、町、教会、住民の協力により葬儀が進行し
無事終わりました


セブ領事館より渡航禁止の為参列できず義理を欠いてしまいました


働き手を失った家族と思い出の写真を見ながら
今後の方針について話す
中心は男では無く女性だけの進行、フィリピンは女性が強い
義理母、未亡人とその長女、私の妻


なんで私の妻が?家族の中でもお金を持っている人が1番の権力者です


この日は誕生日、日本ではお父さんが亡くなり 葬式の終わった次の日に
誕生日を祝う事など出来ませんよね、
当然誕生日にケーキなど買ってもらえない生活をしている子供達
妻が2千Pほど使いケーキとお菓子を買い込み誕生会


皿を持って手が出る、はは、、ちょっと待ってね!


ひつぎに眠る父親を見て事情が理解出来たのか
落ち込む小さな子ども達、、
今後子供7人が各所バラバラになり生活をしていくのか?
こういう環境だからこそ家族の絆が強いのかなー、、


もうすぐこの風景とはお別れだね、、、


キダパワンを出発、途中のバレンシア地方で義理母の兄弟宅へ
何処も同じですねー
生活は厳しいです、日照りが続き農作業が出来なければ
生活の糧がなくなる、フィリピンは高度成長だが
山奥の生活は変わらず恩恵を受けない
いや恩恵は電気が来た、携帯がつながるようになった!


おみやげに多くのフルーツを持参、やっぱり美味しなー


(人物写真ー複写、転写禁止です)
lapulapu -ODA

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