【マニラ=志賀優一】フィリピン政府は25日、
4月1日から外国人の入国を全面的に解禁すると発表した。
新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を完了していることや
PCR検査の陰性証明の提示などが条件となる。
新規感染者数は低水準が続いており
「開国」を通じて経済再開にカジを切る。

同国は2月10日から、
コロナ感染拡大前にビザなしで入国を認めていた国・地域の
ワクチン接種完了者を対象に観光目的の入国を認めた。
入国後の隔離も不要だ。
今回の措置によりビザが必要な国・地域から入国する外国人の
事前手続きも簡素化される。
同国に長期滞在する予定の外国人の入国手続きも容易になるとみられる。

（2022年3月25日 21:36　日本経済新聞より）

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