セブ永住、日本人Hの20年貧困履歴書-8の5( lapulapu-ODA
永住前に良くお考え下さい
(本文はHさん本人より許可を得、聞き取りUPしています)
ラプラプに永住している日本人Tさんから仕事の話が舞い込む
日本人オーナーの会社、ボホール島で海ぶどうの養殖を行っており
日本人マネージャが欲しいとの事で、早速ボホールへ、、
マネージヤーとして採用され養殖場で昼、夜と働く
満潮の時間になると水門を開け海水を入れ替えるなどで
(管理を怠るとバクテリアが増殖するので、、)
忙し每日を過ごす
海ぶどうは植え付け後1週間で出荷するが、ボホール港で
アンダーTAX取られ、セブ港到着時またアンダーTAXを取られの
悪質なたかりで日本人を狙い撃ちされたが順調な会社であった
日本に出荷し営業を続けて来たが、とうとう社長はいやになったのか
1年後会社を閉鎖した
(当然だよね、、意欲なくすよ、、)
「S社長に目を掛けられお世話になったが残念です」とHは言う
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セブに帰り
仕事探しでイタリアンレストランに飛び込んだ所、その店で
友人のイタリアンレストランが近くオープンするので
コックの募集をしているとの事、仕事にありつけるので
急ぎネグロス島ードマゲッテイへ飛んだ
「コックの仕事にありつけるんで、嬉しくて飛んで行きましたよー」
(だよね~、Hはイタリアン、お手の物だろ、、)
日本でコックとして20年の経験ありで
即刻採用されたが寝場所は店内で、え?、と思っても仕方ない
給料1日150P給料は安すぎるが、、往復の船賃が無駄になる
またセブで遊んで居るわけにもいかず
無言で働いた、しかしこの店、ほとんど客が入らず心配していた事が、、
客に出す量も多すぎ、原価が高すぎ、などなどで
駄目です!、、とうとう1年で潰れてしまった
「日本で20年コックをやっていたので希望持てたんですが
閉店でがっかりですよー」
(Hはついてない人生なのかなー)
「帰りのフエリーの中で色々考えちゃいましたよ、
この先俺はどうなっちゃうんだろう?てね、、」
仕方なくセブに帰りブラブラと仕事を探しに市場へ行くが、
ある日
日本人のKさんからの要請で、NHKから貧困邦人の取材が入り
受ける事にしたが、、、
礼金はコメ1Kg+缶詰3個+小ラーメン2個、たったこれだけです!
(これはP国内の救援物資と同じだね、、)
(お前、そんな金額で仕事受けたの?)
「はい、NHKさんは これしか出せないとの事なので」
(しかしNHKさん取材費安すぎでは??下請け企業といえども
スタッフ全員のポケットマネーからも少し援助してはどうですか?
相手は日本人ですよ?何の感情も持たなかったの?
マニラの老人ホームも取材されてましたよね、放送見ましたよ、、)
NHKの仕事も終わり、、、、
また仕事探しが始まるが、そう簡単にはない、
(H氏より聞き取り原稿-5 )
(写真と全文、複写ー転写禁止です)
(all writings is COPY ban)
lapulapu-ODA 2017年4月1日