セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
会費もありません、幹事も居ません、会の決まり事も有りません
色々な困り事相談、生活情報などを提供しますが、「礼節の無い方は出席をお断りします!」

0916-704-3944(G)
FB=まなみ 尾田

セブ永住、日本人Hの20年貧困履歴書-8の4     lapulapu-ODA

永住前に良くお考え下さい
(本文はHさん本人より許可を得、聞き取りUPしています)


社長から10万円頂き将来を考えるH
しかしHはこのお金で日本に帰国する事は考えなかった


(Hが4年間真面目に仕事した結果だねー嬉しかったろう?)


これと同じ頃P知人から、女性を紹介され意気投合
ホテルの仕事はお客さんの流れで仕事が不安定で
給料も生活費に消えてしまう、彼女と2人で将来を相談し
現在の中規模ホテルを辞める
(後にこのホテルは売却され社員は全員解雇された)


HはP友人などに聞きながら懸命に走り回り
条件の良い地域を探し出し、家賃600P、の小さな店で
サリサリストアーを開いた




小さいながらも朝早くから夜遅くまで店を営業し
利益のあるレッドホース(ビール)とタバコ販売などで儲かり
順調に進んでいたが1年過ぎた頃、
サリサリストアーの客でP人数人が店の貸付金を精算すること無く逃げてしまい
その後も逃げる客が続出、売上貸付金の回収が出来ず
どう頑張っても大赤字!とうとう閉店する事になり
人生又もやと悔し落胆する


(お前 なんで現金取引しないの?最初は皆きっちり払って
後で逃げるんだよ!多くのサリサリストアーは現金取引やってるよ)
「そのーー最初は現金だったんですがー断りきれずに、貸にして営業し、、」


今度は2人で本当に貧困層に転落、
店を精算し残ったお金も残り少なくなり途方に暮れる、
Hの妻はあまりのショックで放心状態!労働意欲を無くし
食事も少なく閉店したサリサリストアーの自宅に引きこもり
毎月の家賃600pが重くのしかかる、、


(貧困層の新奥さんでもHは日本人であり多少の現金があると思い
大きく希望を持ってたんだね、、きっと!)
「ホテルでの評判も良かったし社長から10万円頂いた事も知ってますから
そうかもしれませんね~ 」
//
やむなく日本人宅へ「助けて下さい」詣出へ、
この時多くの日本人の方々にお世話になり助けて頂いた



「今でも感謝しています」とHはポツリ、、、
(マクタン島の日本人MOさんは、Hを心配しながら援助していた)


そして以前からの知り合いでMバランガイキャプテン宅へ
少額の現金を何時も援助して頂きの生活が続いた
このバランガイキャプテン ボス、以前はHの勤務するホテル内で
日本人相手の旅行社とガイドをやっていた社長で顔なじみで
Hの生活状況をも理解している


仕事が無く生活出来ず何度も日本人宅へ「お願い詣で」するも
貧困、転落は自分の責任!と問い詰められる事もしばしばあつたが
少額を各日本人のお宅から助けて頂きながらの生活をしていた、、


P知人達はいやみも言わず少量ではあるがコメ、缶詰などを援助して頂いたとの事
Hは 「P人と日本人の考え方の違いがあるので止む終えない」と言う
  小さくなって恐縮しながら淡々と話をするH、、



Hは考えたあげく
港でアイランドホッピングに行く日本人客に頭を下げ
「生活がかかっています、お願いします」とボロいビーチサンダルを
100Pでレンタル販売し何とか食いつなぐ生活を続けていた


「結構若い日本人観光客の方が助けてくれましたねー」
(客はHの服装を見、知らぬふり出来なかったのでしょうねー)
(日本人観光客皆さん、助けられたHは今でも感謝していますよ、、)




(H氏より聞き取り原稿-4 )


(写真と全文、複写ー転写禁止です)


(COPY ban)
lapulapu-ODA   2017年3月31日

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