セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
会費もありません、幹事も居ません、会の決まり事も有りません
色々な困り事相談、生活情報などを提供しますが、「礼節の無い方は出席をお断りします!」

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lapulapu-尾田

セブ永住、日本人Hの20年貧困履歴書-8の3 (lapulapu-ODA

永住前に良くお考え下さい
(本文はHさん本人より許可を得、聞き取りUPしています)



P人の友人宅を周り食事を頂く每日
P友人達は嫌な顔せず迎い入れ簡単な食事を振る舞ってくれる


「ありがたいですよ、、」
(P人は皆助けてくれるねーいい社会だ



その後Hは
P知人の紹介で1ヶ月千Pで食事付きのボランテアをやっている
バランガイキャプテンの別棟自宅で
他のP人達と居候のような生活が始まり仕事を探し数ヶ月、
ビサヤ語も上達するが、仕事無く行き詰まる、ブラブラしていると


P知人の紹介で日本食レストランに採用された(経営はP人)
オーナーは苦しい生活を理解し、少ない金額だが仕事を与えてくれ
Hは洗い場から調理まで朝早くから遅くまで
真面目に働いたが、、6ヶ月で店が潰れてしまい、また行き場が無くなる
//
「参りましたよー!」
(お前の人生は、ついてんだか、ついてないんだか、、)


またもやP知人の自宅でお世話になりプー太郎生活、每日の食事で
手持ちのお金が少しずつ無くなって行き仕事を探すが、、


P友人がまたもや仕事を探して来てくれた
Hは、P人に近い人柄?なのか又もや、ついている!


P知人の紹介で日本企業のセブ支社で研修社員の生活サポートで
パートタイマーの仕事を得、時間制限なく良く働いたが!
6ヶ月目とんでもない事がばれた


日本から研修に来た社員達と裏KTVなどで毎夜の遊びとガイドが
上司に発覚、Hも断りきれず夜の案内をしていた事情を管理者に
説明したが聞き入れられず6ヶ月で解雇された


(お前、新人なのに調子に乗りすぎ!自分の立場分かってない!)
「若社員皆に頼まれてつい、、そのー はい、、」


しかたなく再度P知人宅へ転がり込む
と言いながら何処までもついているこの男H
//
次の知人紹介者は社会的に信用あり、
Hは日本人でありビサヤ語が堪能なのでホテルのポーター仕事ができる
と懸命に押してくれ、面接時Hの過去は聞かれず、流暢なビサヤ語で
ホテルの雑役(日本人滞在日のみ)として採用された


中規模ホテルだが
日本人の客さんの要望に答えHはホテル内で使い走りをし
多くの日本人客に重宝され、個人の雑用サポートなどもこなし
朝早くから遅くまで懸命に勤務した


「どうせ暇だしホテル管理の雑居部屋、で寝るだけの生活ですから」


順調での4年間、
「全日勤務では無いので、、
日本人のお客さんが滞在時のみ給料が出ました、それ以外は
無給で働いてました」、給料は安くほとんど生活費に消えた


(おー頑張ったねー!)
「でも、3食まともに食えたのが嬉しかったですよ 」
(そうだよなー、P人だってまともに食えない人も居るし)
//
ここで転機が、、
常連の会社社長(日本人)は何時もHに日用品購入、
商談用のコピーなど細かい仕事を与えてくれる
御苦労賃に時々ホテルバーで一杯飲ませてくれるが、Hは
いつか小さいながらもサリサリストアーをやりたいと話した事もあった


この社長、苦労して築き上げ現在が有るとして贅沢なホテルには
泊まらないとの話、、 突然電話で社長に「H!俺の部屋に来い!」


社長に呼ばれ質素な客室へ
社長は室内金庫から日本円10万円をポンと出し
「「 これを使え! 」」
一瞬社長が何を言っているのか理解出来なかった、
「え?、なんですか?」
「「 これを使ってお前の人生を変えろ! 」」


Hは胸が熱くなり、まともにお礼の返事が出来なかったが
社長は多くを語らず微笑んで帰国した


「当時の事は私の心に焼き付いています、 はい!」とHは言う
(Hの将来を考え又Hの仕事ぶりを認めてくれたとも考えられますね)
(こういう日本人の方が居るんですねー、感謝ですよー)


 (H氏より聞き取り原稿-3)

 (全文と写真、複写ー転写禁止です)


  (COPY ban)

lapulapu-ODA  (2017年3月30日

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