セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
会費もありません、幹事も居ません、会の決まり事も有りません
色々な困り事相談、生活情報などを提供しますが、「礼節の無い方は出席をお断りします!」

0916-704-3944(G)
FB=まなみ 尾田

セブとスクワッターと私(永住予定のAB-BBQさんより)


マクタン島はセブのリゾートで有名ですが、


最底辺の人たちが住むスクワッターが所々に点在しているのも
ご存知の方も多いと思います。ローカル貧乏地帯と違い、
案内なしで入ったら、帰りが大変な迷路になっている
あれ?帰るのはどっち?こっちが海だから えーと、、、
ヤマカンで歩くと同じ場所に戻り、皆に大笑いされた事もある(苦笑)


(案内人のない観光客の方は行かないで下さい、危険です!)


昼間ならまだしも、
日が落ちたら、真っ暗で、誰か案内人がいないと
あれーここはどこ?どうしよう状態、、



夜なんぞ暗くて足元が見えません,スクワッターの子供は目がいいのか、
明かりなしで先導してくれ水たまりも上手に避けて歩きます。
ドン、有難う(チップは10Pです)


(こちらはスクワッターでも親が仕事を持っているのでお金持ちだ、
 食えない近所には分け与えての生活がある )


別の場所で
マクタンニュータウンの奥の奥に点在するスクワッター地域へ
知人のボランテア団体と訪れたんですが、知り合いのおばちゃんの親戚?
片言ビサヤで話をする、細身でスタイル抜群、すっぴん美人!(笑)


聞くと十八歳で長女、五人兄弟で純情そのもの、
お金が無くてハイスクールを休学中とのこと、
あまりにもみすぼらしいので、洋服を買ってあげるから、
と告げると恥ずかしいからいやだと
おばちゃんと一緒ならどうだと言っても、恥ずかしいからといいます。


しょうがないのでおおよそのサイズを聞き、
上下洋服と人気のスリッパを後日持参しておばちゃん経由で
彼女に着させると、思った通り、かわいいね!


兄弟をレストランに誘うと「恥ずかしいから嫌」当然行ったことがないからです。


近くのAA BBQに5人で晩飯を食べに行くと、
兄弟そろってモジモジ、、メニユーの内容が分からない?、、全部私に任せ


何食べる?「 なんでもいいー、コーラ飲みたい!」
食べる時は微笑み100倍(笑)、楽しい夕食でした、また行こうね!


家族全員と心が打ち解け楽しい会話の中で
彼女のハイスクールの状況を聞き必要なものと金額を聞くと
正直で正確な金額が返ってきたので
家族の将来を考え、復学させる事にしました


完全かつ正しい足長おじさんです。


すると彼女の下の兄弟の分も面倒見てくれと
母親が言いだした、来ましたフイリピンスタイル!


おばちゃんを呼び 英語→ビサヤ語に(私は片言ビサヤ語です)
「私が家族皆さんと会えたのも運命であり神の指示によるものかも
 知れません、この事を私は大切にし行動しています」


 「しかし私は貴方の家族ではありません!
 私が長女を助け卒業すれば長女が貴方の家族を助けます、
 私はその少しの手助けをします」


母親と家族、おばちゃんは「有難う」 と言って理解してくれ
長女は十分理解しているようで両手を組み、うなずいている


(廃品回収で生活をする少年、当然学校にも行けません )


毎度面白かったのは、髪の毛が痛んでいるので
彼女をビューテーサロンに連れて行ったら緊張してしてしまい
二回もトイレに行く始末で、私とお店のスタッフ、お客さんが大笑い!
各お客さんが気遣い彼女もリラックスしカットが始まる、、
いいねー、


娘のように可愛がり、今でも援助しているが
貧困と言う地域からモールに行くと何事にも引けてしまう彼女
今ではモールの中をにこやかに散歩している
さあマリアン!!、モールの中を胸を張って歩いて行きなさい!


私は決して自己満足の為に援助しているつもりはありません
彼女を見ていると心の中で何か引っかかるものがある



なんだろう、初めて合った時なぜ彼女を助けたいと思ったのか?


離婚後日本にいる娘の面影を見ているのか?


彼女と家族を見ていると心が満たされ微笑む私が居る。




  2017年3月9日


  ( 原稿ー永住予定のABーBBQさんより)


  (写真ー複写、転写禁止します )


  セブ島 情報ーよろず日記


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