セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
会費もありません、幹事も居ません、会の決まり事も有りません
色々な困り事相談、生活情報などを提供しますが、「礼節の無い方は出席をお断りします!」

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lapulapu-尾田

セブ永住、日本人Hの20年貧困履歴書-8の6 lapulapu-ODA

永住前に良くお考え下さい
(本文はHさん本人より許可を得、聞き取りUPしています)


相変わらず日本人宅とP人宅周りをしていた時
P友人よりボゴジュース売りの仕事の紹介があり引受けた


重たいケースを抱え雨の日、風の強い日も休む事無く毎日学校、
市場で売り歩いた、出来高払いなので頑張るしかない
1日の売上は僅かに500Pなので毎月の600Pのボーデングハウスも払えず
まともな食事にもありつけないが、運命は何時も味方してくれない、


ボゴジュース店が乱立し、あちこちで立売を見かける
とうとう本店が閉店、Hも仕事を失った
また収入なしの生活が始まる


貧困に近い彼女の実家からは当然生活の援助は全く無し
P知人から少額の援助をしてもらいながらギリギリの生活をするが
食べる事にも事欠く生活なのでHと妻とのゴタゴタが続き、、


(Hが文無しでは仕方ないねー、、)
「はい、、何時も一生懸命なんですがね~」


そこに、、
ガイドの補佐を探していた
セブのレンタカー社、日本人社長が事情を察して日本人
観光客サポート役の仕事をくれたが、HはグウタラP人の状態で
お客さんと話をする中にも自分が厳しい生活をしている事
まで話をする、(P人がチップを要求するやり方ですねー)


H本人は悪気もなくペラペラと何でも話してしまうとの社長の返事であったが
Hはもうフィリピン人スタイルの行動に成り下がったのか?


キッチリした仕事と、おもてなしが出来ない対応では
お客さんに嫌がられるのは当たり前、社長が説教するが
事情を理解できず、とうとう数ヶ月で解雇された


Hの苦しい生活環境を理解し仕事を与えてくれた社長に対し
何を考えているのか私も理解出来ない所がある


(お前何やってんの?安い給料だがせっかく、くれた仕事を!!)
「いやーまともな食事していないので体力無く、すぐ
座り込んでしまうんです、」
(相手は日本人客だよ、手抜き仕事すれば当然クビだろ?)


Hはがっくり肩を落とし帰国を考え始める


帰国の為セブの日本領事館へ
領事館、面会室で今までの流れを話すと
領事館職員は、帰りたいなら一時帰国証明出すが
航空券は自分で購入して下さい、現状ではお金の貸付は出来ないと断られた


(Hよ、セブ領事館で何を話してきたの?)
「え~~そのー今までの生活をざっと話しました。。」
(Hよ、領事館で帰国のお金を借りるのに、、、
帰国したら仕事をしてお金返しますと話したの?)
「え~~そのー、話を最後まで聞いてもらえず話は終わりました」


1=帰国費貸付金
領事官は、帰国費の貸付けを受けようとする者から
 申請があった場合、申請者が自己の負担において帰国することができず、
 かつ、その帰国を援助するなどの必要があると認めるときは、
 帰国費を貸し付ける


「お前、考えも無しに領事館へ行ったの?」


(セブ領事館に日本帰国の為お金を貸してほしいので
帰国後はタクシーやトラック運転手などの仕事をして
帰国費は償還すると事情を力説したの?)


1=帰国者は帰国後直ちに外務本省に対して帰国届を提出し、
   速やかに帰国費貸付金を償還しなければならない。
//
セブ領事館のアドバイズでHに対し
日本在住の家族親戚からお金を送ってもらうよう
連絡しなさい、という事で電話を借りたが、、


Hの親は他界、兄弟等は知り得る範囲内の親戚などに連絡したが
それぞれの家庭では年金生活で援助する事は出来ないと
断られ、あきらめて大使館を後にした



多くのHPにこの件で記載が有るように、
一部援助を始めると甘えの精神で再度やって来るので
切が無い、又は帰国費貸付にあてはまる案件では無いという



(まー確かに言われる通りですがーー!!自分の責任だから
セブで死ね!て事ですよね~日本国法律は、、あのう~
フィリピンでは使わない、領収書の要らない機密費予算の一部を
使ったら?なんて言っても杓子定規の答えが帰って来るだけですね、、
余計なお世話でした 。)



2=帰国者が帰国費貸付金の全部又は一部を
  償還することができないときは、国援法により、
  帰国者の配偶者又は親族は償還されなかった部分を
  償還しなければならずこの場合、
  外務大臣は親族中の何人に対しても償還を請求できる
//
  となっている、国援法が適用される案件はほぼ無いとの事
  厳格すぎる法律、だれのための国援法?


Hは再度セブ領事館へ行き
領事館受付のP嬢へ「おじに再度電話したい」と日本人領事館職員に
伝えて貰える様に頼んだが、領事館職員と面会すること無く受付P嬢を介し
「無駄では?」の伝言で冷たく断られ途方にくれ帰宅した次第です、


「この時はきつかったですねー、どうすれば良いのか、、
歩きながら、心が落ち込んで涙が止まらなかったですよ、、
日本に帰れば仕事して借入分は返すつもりなんですけどねー 」
(日本は古い法律が生きているので駄目だね、、)


  
(H氏より聞き取り原稿-6 )
(写真と全文複写ー転写禁止です)


(all  writings is COPY ban)


lapulapu-ODA    2017年4月2日

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