セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
会費もありません、幹事も居ません、会の決まり事も有りません
色々な困り事相談、生活情報などを提供しますが、「礼節の無い方は出席をお断りします!」

0916-704-3944(G)
lapulapu-尾田

セブ島市場 違法出店手入れ!とモスレムママ (lapulapu-ODA)

(いつもの光景であるが、、、届け出の無い露天は強制撤去され
 子供達が必死に抵抗する)


このモスレム親子
市場,教会近くのボーデングハウスで
家賃2500P、電気なしの厳しい生活をしている


多くの家族と皆で共同生活、子供が全部で11人居る
夫は現在無職でママは子供3人と每日小売商売、
1ヶ月の食費(600P)と学費を稼いでいる
(市立は授業料無料だがアサイメント支払いがある)


そういえばこの子供達学校に行ってるのか?


(商品を没収され、必死に食い下がる子供達 )


市場の近くで出店しているが每日の
出店費用が20pかかるのでモグリ営業
(出店費用は大きさにより20P-50P)
支払えば1ヶ月の食費代が飛んでしまう



(市職員も子供達には無理な事はしない、職員も心は痛いがやむおえず
 執行している態度が見て取れる)


市は1日に3-4回摘発に来るので
注意しながら営業するも時々捕まる露天商もある


なので広く商品を並べ営業するのは危ない
そして商品を没収されそうになると大きく抵抗する


市職員も内心かわいそうと言う心が有るのか
大きな声は出さず優しく説得している


決まりだから没収は仕方ないですよねー




しかし没収されればその日の営業出来ないばかりか
市に違反金を支払い商品を取り戻さなければならない
(違反金300P - 500P規模により違う)
ので、ママと子供達2人は泣きながら抵抗するが
誰もどうする事も出来ない、心の痛い光景だ


(他のモスレムママも強制撤去される )


今日のママは午前中の売上140Pのみ
借金しこれから市より商品を取り戻すとの事

(1人の若い女性が騒動の中に割って入り話し始めたが、状況は変わらない)



(抵抗してモスレムママの手から血が流れている)


ママと私の話に割ってきた若おばさん?、聞くと
金貸し若おばさん、金利20%、高いなー!
5-6かよー


「担保なしで5千P借りると1ヶ月で6千Pの支払いで
皆が5-6と呼んでいるが、、
外国人夫を持つP妻が小遣い稼ぎで営業している方もおり
返金せず逃げられたの話もよく聞く(苦笑)」


(野次馬が次々と来る、、皆見ているだけ! ) 


「私のような人が居ないと貧困層は困るのよ」
なんか分かるような、貧困層から摂取しているような、、
これがフィリピンの社会ですね~


(抵抗して商品が散乱、市職員が優しく説得するが、、、)


(全商品没収され 呆然とする モスレムママ )


(市の取締トラック、違反店は全部没収される、1日に2-3回行われる)


日本とは全く違う社会、每日色々な光景が飛び込んで来る
そして多くの野次馬が興味本位で集まるが


市、又は家族に対し誰も「可哀想」とか「見逃してあげて」と言う
人も居ない、あの家族がモスレムだから?私の偏見か?


私も無能な一人の野次馬でしか無い人間だ、、


(長女、 爪がはがれている、、痛いだろー、 私の持っている薬で治療した)


(今日午前中の売上が140P、借金して商品を取り戻すしかない )


(注=現地ビサヤ語通訳、在住20年の日本人HNさん )


(写真をHPにUP、モスレムママに許可を取ってあります)


(写真、複写ー転写禁止です!)


lapulapu-ODA

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