セブ, マクタン島 木曜会

マクタン島に住む暇な日本人  ー年中無休の木曜会ですー
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lapulapu-尾田

セブで英語, 親子留学の失敗 (YASU)

(セブ マクタン空港 バニラエアー17時35分定刻到着)


  最近の長期、短期 移住者の中には、親子で移住されるケースが増えています。
  お子様の語学留学が目的のようです。


 日本国内の教育制度改革で2020年から英語の「話す能力」・「聞く  
  能力」が加わるからですね。

 東北震災以降では、「放射能逃れ」が理由で親子移住が多かった
  記憶がありますが、今では殆どの親子移住者が帰国されています。
                                        
  親子留学に来られても、1年~2年位で帰国される家族も多いのが現状ですが
  「理由は、お子様の日本語能力と学力の遅れを心配してのことです。」


 移住を決意されてフィリピンに来られたのに、勿体無い話です。
 1~2年では、しっかりした語学能力も身に付きません。


 語学力は、どんなに集中して学習しても学習時間に比例すると言われています。
 コミュニケーションレベルに至るまでに2,500時間と言われていますので、1日7時間    の 学習で1年掛かります。十分な読み書きができるまでに8,000時間と言われていますので、3~4年は掛かる計算です。


「日本の中学・高校の授業で1,000時間ですから、英語が話せないのも納得ですね。」


グローバル化社会に対応する語学力を身に付けようと考えるのであれば、日本の英語
システムでは不可能です。



妻の連れ子の長男(フィリピン国籍)は、13歳の時に日本に来ましたが、
当然、1年目は日本語も出来ず、日本語の会話を聞いたこともなかったのですが、
2年目以降から突然、日本語を喋るようになりました。


しかも、英語の点数は常に90点以上あったので、高校受験も都立高校に受かり、
大学も英検2級のお陰で推薦で行くことができました。


昨年から、セブで同居を始め、日本語が堪能ということで日系企業のコールセンターに も就職ができ、先日、日本語検定1級(N1)の試験にも見事に一発合格しました。


「日本語検定N1レベルと言っても、日本の中学1.2年生レベルなので、受かって当然
なのですが。笑」 今後のフィリピン国内での就職に有利になるので取得させまた。


フィリピンではN1レベルを取得している人が少なく、マニラでは7~10万ペソの給料で 採用されているからです。



ただ、息子の場合は、小学校までしかフィリピンに居なかった 為、
英語力に問題あるので、今後は英語力を見に付けさせなければなりません。


海外での就職は勿論の事ですが、日本国内の就職に於いても、
流暢な英語力があれば就職に苦労することは無いのです。
(厳しいグローバル時代を勝ち抜くために欠かせない課題)

現在の日本では外国人社長、幹部などが多く在籍する大手企業は英語メール
会話、会議も英語となりつつあります(本社のグローバル化)


高い授業料を払ってまで、日本の二流・三流大学へ行かせなくても、
フィリピンの高校・大学であれば五分の一以下の授業料で通学出来ます。


お子様の語学留学は、短期間ではなく、将来までを見据えて考えて欲しいものです。


2017年2月7日


  セブ 日本人すみれ会2
 (写真、複写ー転写禁止します)


 mandue-yasu

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